つながり。

Posted by taishi on 4月 5, 2012 at 5:59 pm | Filled Under: 未分類| コメントは受け付けていません。

君の笑顔が

 

やさしく澄み渡る

 

僕の心を包みこむ

 

どこにいっても

 

どこにいても

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ビルの隙間をくぐり抜けて伝う風は
メロディーのように身体中を巡って
心まで響くよ

 

生暖かくて
懐かしくて
抑えつけていた記憶が溢れ出す

 

歩み続ける東京のひと欠片も
色あせない想いで染まっていく

 

西日に照らされてく影のように
手を伸ばしても
もう君には届かない

 

温もりに溢れてた日々
独り雑踏へ置き去りにして
誤魔化しながら
触らずにいながら
笑っていこうと思うよ

 

いつかスーっと
風が掻き消してくれるまで
君のいない街の中

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ここにひとつの愛がある
僕はこれを大切にしたい

 

ここにひとつの夢がある
僕はこれを大切にしたい

 

それが今は
イコールで繋がらなくても

 

僕が大切にしたいと想える気持ちを
大切にしたい

 

いつか出た答えに
すべてが繋がっていると信じて
僕はこれを想い続けたい

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夕陽から延びてく飛行機雲

 

光を帯びて
あまりにも綺麗で
流れ星にするように
思わず願い事をしてみるんだ

 

ゆっくりゆっくりと弧を描くから
ゆっくりゆっくりと三回

 

「欲張りね」って君が笑うと
その笑顔がまた
僕の笑顔を呼ぶんだ

 

そんな時間がずっとずっと
続くといいな

 

飛行機雲が消えても
柔らかな温もりは
見失わないように

 

君のいる未来をイメージしながら
願っているのは
こんな単純なことなんだ

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絵本を見つめるみたいに
やさしい眼差しで
もう一度僕を包んでおくれよ

 

君の物語に
もう一度僕を記しておくれよ

 

雫が葉を転がり
大地へ吸い込まれるように
ひと雫の想いは
どうしようもなく
膨らんでしまってるんだよ

 

繋ぎ止める話もなく
モノクロとなった次のページ
行き場もなく彷徨う気持ち

 

パステルで描いたような夕陽が
ぼんやりと宥めているよ

 

いつかきっと
雫がはじけて
くすんだ心に虹を映してくれるなら

 

風揺れるまま
君のいない絵本を抱え
明日から一人
色を足していくよ

 

空に微かな笑顔を浮かべながら
また少しずつ色を重ねていくよ

 

 



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